2010年3月5日金曜日

"Still Life with a Cat"

今日は急激にあたたかくなった。 早朝に暑くて一度起きてしまい、二度寝したら寝坊。 あわてて朝食をとって、お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。 生姜焼き、キャベツの千切り、ポテトサラダ、沢庵。 今日はほとんど、新しく届いたワークステーションの設定。 天才プログラマKさんの趣味で某ディストリビューションを、 Kさんの指導を受けつつインストール。 とりあえず使えるようになった。 18 時くらいに退社。

お茶の水のカレー屋さんでチキンカレー(10倍)の夕食のあと、 予定通り ブリヂストン美術館 へ行き、石橋コレクションの展示を観る。 ブリヂストン美術館は普通のビルの一階と二階(展示は主に二階) にあるのだが、 絵や彫刻と観る人のあいだに何の敷居もなく、 とても落ち着いた感じで自然に展示されている。 モネの「黄昏、ヴェネチア」なんかが、 絵の表面を触ろうと思えば触れるそこに展示されているのだ。 よくこれだけ集めて、惜しげもなく提供しているなあ、と思う。 石橋正二郎というのはなかなかの人物だったに違いない。 (娘さんの方は政治家に向いてなさそうなお子さんたちを心配のあまりとは言え、 何億円もおこづかいをあげたりして困ったものだが。) 今日の私の鑑賞としては、 藤田嗣治に注目してみました。 「猫のいる静物」、「インク壺の静物」、「ドルドーニュの家」 の三つが展示されていて、どれも良かった。 「猫のいる静物」は英語では、 "Still Life with a Cat" で、ちょっとしんみりするタイトルだね(笑)。