今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。
始めにタオがあった。 タオは空間と時間を産んだ。 ゆえに空間と時間はプログラミングの陰と陽である。
タオを理解しないプログラマはいつも、 プログラミングに時間と空間が足りない。 タオを理解したプログラマはいつも、 目標を達成するために十分な時間と空間がある。
どうしてそうでないことがあろうか。
「プログラミングのタオ」 第1の書「静かなる空虚」、1-3章
--- Silent Life of Dr. Hara, II
``The initial mystery that attends each journey is:
how could the traveller reach his starting point
in the first place."
(「全ての旅にまつわる最初の謎:
その旅人はそもそもどうやって出発点に辿りついたのか」)
ルイーズ・ボーガン(詩人)、訳文は原による。
今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。
始めにタオがあった。 タオは空間と時間を産んだ。 ゆえに空間と時間はプログラミングの陰と陽である。
タオを理解しないプログラマはいつも、 プログラミングに時間と空間が足りない。 タオを理解したプログラマはいつも、 目標を達成するために十分な時間と空間がある。
どうしてそうでないことがあろうか。
「プログラミングのタオ」 第1の書「静かなる空虚」、1-3章
今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。
新人が師に尋ねた。 「私の書いたプログラムは、時々動いたり、時に強制終了したりなのです。 私は完全に途方に暮れています。 プログラミングのルールにちゃんと従っているのに、 いったい理由は何なのでしょうか」。
師はこう答えた。 「君が混乱しているのは、タオを理解していないからだよ。 仲間の人間たちに理性的なふるまいを期待するのは愚か者だけだ。 どうしてその人間たちが作った機械に同じことを期待するのかね? コンピュータは決定論をシミュレートしているのであって、 完璧なのはタオだけだ。
プログラミングのルールは束の間のものであって、 永遠なのはタオだけだ。 ゆえに、君が悟りを得るには、タオについて熟考しなければ」。
「しかし、私がいつ悟りを得たか、どうやったら分かるのです?」 と新人は尋ねた。
「そのとき、君のプログラムは正しく動くだろう」、 と師は答えられた。
「プログラミングのタオ」 第4の書「コーディング」、4-2章
今週は主に新古典不等式について考えていた。 来週金曜日の非線形偏微分方程式のセミナでの講演の準備のため、 頭がラフパスに帰っている。 7月末の研究会のためにも、しばらくラフパスに集中する必要があるだろう。 それまでに新しい成果が得られればいいが。
プロジェクトRは新しいフェイズに入った。 これから夏までは、できるだけ迷惑をかけないよう、 関係者には順にプランを通知していく予定。
今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。
古のプログラマたちは神秘的にして深遠である。 我々は彼等の思想を推し量ることはできず、 よって、彼等の様子を描写することしかできない。
用心深く、水を渡る狐のように。 油断なく、戦場の将軍のように。 優しく、招待者に挨拶する女主人のように。 単純に、まだ彫られぬ木材のように。 捉え難く、暗い洞窟の黒い水溜りのように。
誰が彼等の心と精神の秘密を語れようか?
答はタオの中にのみある。
「プログラミングのタオ」 第2の書「古の師たち」、2-1章
今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。
使いこまれたドアは油を差す必要がない。
早い流れはよどむことがない。
真空は音も思考も伝えることができない。
ソフトウェアは使われないと腐る。
これらは大いなる謎である。
「プログラミングのタオ」 第5の書「メンテナンス」、5-1章
関西セミナのついでに、吉田神社を参拝。 他に人もほとんどおらず、ひっそりと静かな境内を散策しながら、 沢山ある社を周る。 やはり神社は人がいないときに参拝するのがいい。 吉田神社は本宮の他に摂末社が10ほどもある、かなり広い神社。 中には京都のお菓子屋さんが祭ったもの、 飲食関係が祭ったものなどがあって面白い。 その周りの石柱には、あ、この店も、この料理屋も、 と良く知った名前ばかり。 流石にこれら二つの社は比較的最近に建てられたもののようだ。 一番奥にあって、 本宮に次ぐ大きさの大元宮の御祭神は天神地祇八百萬神、 つまり国内の神様全部。 ここにお参りするだけで、全国の神社に全部お参りするのと同じ御利益があるそうだ。 そんなおおざっぱなことが出来るのだろうか、 と思って境内の説明書きを読んでみると、 吉田神社は大変に由緒のあるところらしい。 神道の中心というほど権勢があったとか。 吉田神社の境内はかなり広く、 しかも山肌にあるので勾配がきつく、 摂末社を全部周ろうとすると階段の上り下りが辛い。 おかげでくたくたになってしまった。 ちょっとしたハイキングをするくらいの心構えが必要かも知れない。
ルベーグ積分の本の翻訳の校正を仕上げて、 共訳者に送る。もう一回、再校があって、 六月に出版の予定らしい。 他分野(非線形PDE)のセミナでの講演を依頼されて快諾。 と言うのも、7月終わりの国際シンポジウムの講演の準備が、 全く出来ていないので、 セミナ発表を入れればちょっとは強制的に勉強するんじゃないかな、 と思って。 今日は自分の論文のプリントアウトをしてきたけど (ちょっと心配していたのだがちゃんと出版されていた)、 そろそろ何とかせねば。 共同研究になりそうな別の話は、 数値計算の手伝いをしているだけで、 主に向こうがどんどん考えていて、申しわけなし。 面白そうな話なので、ちゃんと考えないとな… 卒研ゼミはIとSは順調だが、 Fがまだペースをつかめていないようだ。 院ゼミはM1の方は始めたばかりで様子見。 でもM1の間にかなり進めておきたい。 M2はようやくラフパス理論らしいところにまで来たところ。 修論は最低、この内容を勉強しました、とまとめてもセーフだと思うが、 やはり何事かは新しいことをしてもらいたいので、 そこのきっかけ作りが問題。 研究室の整理はかなり進んだ。 さらに本を移動させる予定だが、 そろそろ大型モニタ、数年前からある古い PC など、 大物を処分するか。