2009年9月20日日曜日

ワインジャム

8 時起床。今日は爽やかな秋晴れだ。 朝食は珈琲とトースト。ワインジャムつき。 多分、チーズ用だろうが、トーストに塗っても美味しかった。 ところで、食料自給率って数字のトリックで意図的に低く算出しているのだが、 同時に JA が「円周率より自給率」って CM を展開しているのは、 首尾一貫し過ぎていて、ちょっと怖いね。 午前中は「枕頭問題集」の翻訳を小一時間ばかりしてから、 読書など。 「『標準模型』の宇宙」(B.シューム著/森弘之訳/日経BP社)。 お風呂に入ってから、昼食は焼きそばと、ヱビスビール。 普段は、日曜日は安息日としてアルコールを摂らないようにしているのだが、 連休気分を演出するため、自分への贅沢を許した。 焼きそばも、普段と違って、かなり手のこんだ作り方をしてみたが……、 これはいつもの塩炒麺か、ソース焼きそばの方がシンプルで美味しいような。 こったことをしたからって美味しく出来るわけでもないところが、 料理の難しいところですね。

食後に寝床で 「饒舌について 他五篇」(プルタルコス著/柳沼重剛訳/岩波文庫) を読んでいるうちに、うたた寝。 一時間ばかりの昼寝のあと、また翻訳の作業を少し。 そのあと夕食の支度まで、「『標準模型』の宇宙」を読む。 夕食は、親子丼と冷奴、オクラともやしのお味噌汁。 食後に珈琲と、チーズケーキ。 いつものように、お風呂で 「システムづくりの人間学」(G.M.ワインバーグ著/木村泉訳/共立出版) を読む。 ワインバーグは 1 ページ読むごとに賢くなる気がする。 もったいないので、短い一章ずつ読んでいる。 湯上がりに、シャンパーニュを一杯だけ。連休ですから。

ルイス・キャロルの "Pillow Problems"(仮題「枕頭問題集」) の中には、 この前 紹介したおかしな問題と同じ、 袋と黒白の小石の問題がいくつか含まれている。 この設定が気に入っていたのだろう。 以下の問題などは、なかなか興味深く、良い頭の体操になる。 問題 16 番: 「二つの袋がある。一つめの袋には小石が一つ入っていて、 それが白か黒であることが分かっている (白と黒、半々の確率で入っていると考えてよい)。 他方の袋には、一つの白石と二つの黒石が入っている。 一つめの袋に白石を一つ追加して、よく振り、 小石を一つ取り出したところ、白石だった。 ここから、以下のどちらの方が白石をひく確率が高いだろうか? どちらの袋かを知ることなく二つの袋の一方から小石をひくか、 片方の袋の中身を他方に全部入れてから小石をひくか」。 丁度、大学入試くらいの難易度だろうか。 キャロル自身と同じく、暗算でお答えいただきたい。