2009年9月5日土曜日

秋空

9 時起床。10 時間以上寝てしまった。 珈琲、オレンジジュース、チーズケーキの朝食。 洗濯、掃除機がけなどの家事のあと、 朝風呂に入って、 湯船で「ジーヴスの帰還」(P.G.ウッドハウス著/森村たまき訳/国書刊行会) より「ポッター氏の安静療法」を読んでひとしきり笑う。 侘び住まいのため今の浴室には残念ながら窓がないのだが、 湯上がりには部屋の窓を開けて、 ハーマン・ミラー社のアーロンチェアの深淵から、 秋空に高く浮かぶ雲と、 窓辺に横たわって何事か寝言をもらしている猫の姿を打ち眺めたわたくしには、 天下はまさに太平、神は天にしろしめし世は全てこともなし、 の感がさざなみのようにしみじみと寄せては返すのであった。 昼食の支度まで C.L.ドジソンの翻訳を 30 分ほど。

昼食は、出来合いのポテトサラダ、冷奴、韮玉炒飯、お漬物。 食後に少し横になって、読書でもしようかな、と思ったら、 3 時間近く昼寝してしまった。本当にいくらでも眠れる。 猫とどっちが長く眠れるか競争に鼻の差で勝ちそうな勢いだ。 夕方まで、「幽霊の2/3」(ヘレン・マクロイ著/駒月雅子訳/創元推理文庫)を読んだり。

お風呂に入ってから、夕食の支度。 梅紫蘇と出来合いの胡麻だれドレッシングでそれぞれの豆腐サラダ、 赤ワインを少しだけ。あとで、もやしと胡瓜と茹で卵の冷麺。 食後に珈琲とチーズケーキ。 カフェインが身体にしみわたる。 私はかなりのカフェイン中毒なのだが、 昨日は会社のフロアのエスプレッソマシンが壊れて、 一日がかなり低調だった(それが昨夜、今日とあんなに寝てしまった理由だろうか?)。 月曜日には直っているといいのだが。 夜は、完全に仕事をやめて、「幽霊の2/3」を読んだりと休日を満喫。