2009年7月17日金曜日

小鰭

7 時起床。珈琲、オレンジジュース、ベーコンエッグ、トースト、バナナの朝食のあと、出勤。 雨が降ったようで、外は涼しい。 今日はちょっと過しやすいかなあ、と思って歩いているうちに、 やはりどんどん蒸し暑くなってきた。 8 時半に出社。午前、午後とお仕事。 また昼食は、ビル一階弁当。17 時過ぎに退社。 本屋で、「コフィン・ダンサー (上・下)」 (J.ディーヴァー著/池田真紀子訳/文春文庫)を買ってから、 近所のお鮨屋さんまで歩いていく。 その途中で、かなりの行列が出来ているのを見かけて、 何だろうなあ、と思ったら、噂の「ラーメン二郎」だった。 神保町にもあったらしい。噂だけは R 大学の「次郎」から聞いていたが、 聞くからに怖そうで、素人がうっかり足を踏み入れてはいけない店らしかった。 いずれ一人で入る勇気が出たら、「二郎」にチャレンジしてみよう。

それはさておき、夕食はお鮨屋さんにて。 中とろ、縞鰺、赤貝、穴子、大とろ。 途中で酢〆めを何か、と頼んだら、 小鰭(コハダ)はもうちょっと待って下さい、とのことである。 そういうつもりで言ったのではなかったのだが、 やはりこちらでは、この季節のお鮨屋は何と言っても、小鰭なのだなあ、と思った。 京都のお鮨屋さんでも、江戸前と言う以上は小鰭をおいている。 しかし、お客さんにはそれほど興味を持たれていなかったように思う。 新子、つまりこの時期の小鰭の幼魚はべらぼうな値段なので、 私のような下々の民草が口にすることはないものの、 普通の小鰭は私の好きな鮨だねだ。 そもそも、見ためが美しい。外見が綺麗なお鮨、私のベストスリーは、 縞鰺、小鰭、かすご、いやいや、やはり車海老に、鱚(きす)に、……