2008年10月26日日曜日

status quo

R 大紀要のためのノートを書き始めた。 進捗は3分の1から半分くらいだろうか。 本来考えている問題はストップ状態。 忙しいこともあり、なかなかじっくり考える気にもなれない。 修士論文の指導は研究ぽいことに入ろうとしているが、 どうなるかまだ分からない。 一応、ラフパス理論のまとめノートは一通り書くだけ書いてもらったので、 あと何回か手を入れていけば、最低限の修論にはなるだろう。 卒研ゼミIは10人近くもメンバがいるのに、 毎回4、5人の出席率。 就職活動もあるからしょうがないか。 卒研ゼミ S は、こちらも勉強になるような難しい不等式の話になってきた。 卒研ゼミ F は、ゆっくり大偏差原理をやっている。 これもなかなか勉強になる。 講義は新・薬学部の「数学4」が強敵。 一年生だというせいもあるだろうが、 騒がしくて静かに聞いてくれず、一時間半終わるとぐったりする。 もう来年からは学生相手に講義することもないのだ、 と思うと少しは気が収まるけど。

プロジェクトRは本格化。 不動産巡りを始めた。あと何回かは東京に行って、 引越し先を決定する予定。目標は 11 月末まで。 本はまだまだ処分し切れない。 いよいよ業者を自宅に呼んでバルク処分する段階に来たか。 本の処分目標も 11 月末。 粗大ゴミはまだ先でいいが、 それ以外の普通ゴミもまだまだ出そう。 これも 11 月中には全て捨てたい。

そういやプロジェクトKはどうなっているのだろうか。 十月出版予定とか言っていたように思うが、 私が予想した通り、いつ出るのやらモードに入ったのかも知れない。 次のモードは出たら御の字モードだが……

Tao 5-3

今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。

あるとき新米プログラマが、 単純な会計パッケージのプログラムをする仕事を割り当てられた。

その新米は何日も猛烈に働いたが、 師がそのプログラムのレヴューをすると、 そのプログラムはスクリーン・エディタと、 一般化されたグラフィックス・ルーチンを一組と、 人口知能インターフェイスを含んでいたが、 会計については一行すらも書かれていなかった。

師がこれについて尋ねると、 新米は怒ってこう言った。 「ちょっとは我慢して下さいよ。 いずれ会計の機能も入れますから」。

「プログラミングのタオ」 第5の書「メンテナンス」、5-3章

2008年10月19日日曜日

Tao 7-4

今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。

マスタ・プログラマは怖れなくプログラムからプログラムへと移動する。 経営上のどんな変化にも彼は傷付かない。 たとえプロジェクトがキャンセルされても、 彼は解雇されない。 何故か? 彼はタオに充たされているからである。

「プログラミングのタオ」 第7の書「企業の知恵」、7-4章

2008年10月12日日曜日

status quo

後期が始まって二週間。 講義は文系一般教養の「数理の世界」、「情報の数理」、 薬学部の「数学4」(確率・統計)の三つ。 ゼミは卒業研究がI(離散的確率論入門)、 F(大偏差原理入門)、S(実解析と不等式)の三つと修士ゼミを合わせて4つ。 けっこうタフだ。 大体、時間の使い方がつかめてきたが、 まだ火曜日の早朝起きがうまく調整できていない。

L 先生とメイルでやりとりしていた話の第一レベルはどうやら完了し、 私の方での TeX ノートのまとめなおしも終わった。 しかし、第二レベルをどうするかは模索中で、こちらから連絡することもないし、 L 先生も大変に忙しくなったらしく、連絡が途絶えている。 ひょっとしたらその中で使うテクニックの一つだけを補題にまとめて、 R 大学紀要に短い論文を書くかも。 一度くらいは紀要に書こうかと思っていたので、置き土産のつもりである。 確か 12 月あたりに締切だったから、書く暇があるか分からないけど。 また、MSJ-SI のプロシーディング論文も来年一月末までに書く必要があり、 どうマージするか、あるいは別物にするか、考え中。 12 月上旬にオーストラリアのメルボルンであるシンポジウムの講演準備もせねば。 おそらく 11 月に入ってからでよかろう。 その出張手配はまとめて事務がやってくれるらしいので楽。 今のところ、航空券はクワラルンプール経由になったようだ。

引越しの準備は、相変わらず物を捨て、本を売っているだけ。 今月下旬には、住む地域だけでも決めるため、 東京に行こうと思っている。

Tao 3-2

今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。

あるとき、構造化されていないプログラムを書いたマスタ・プログラマがいた。 新米プログラマも、彼の真似をしようとして、 構造化されていないプログラムを書き始めた。 新米がマスタに自分の進歩具合を評価してくれるよう頼むと、 マスタは彼が構造化されていないプログラムを書いたことを批判して、 こう言った: 「マスタにとっては適切なことも新米にとって適切ではない。 君は構造を越える前に、タオを理解しなければ。」

「プログラミングのタオ」 第3の書「デザイン」、3-2章

2008年10月4日土曜日

Tao 1-0

今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。

マスタ・プログラマはかく言われた:

「トラップ・フレームからエラー・コードを取り出す方法を習得したら、 それが君がそこを去る時だ」

「プログラミングのタオ」 第1の書「静かなる空虚」、1-0章

Tao 3-0

今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。

マスタ・プログラマはかく言われた:

「プログラムがテストされるときは、 もうデザインを変更するには手遅れだ」

「プログラミングのタオ」 第3の書「デザイン」、3-0章