2009年12月22日火曜日

銅のビール

8 時半に起床。 珈琲、トースト、林檎ジャムの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は近所のタイカレー屋さんでチキンカレー。 ついでに書店で、 「マネーの進化史」(N.ファーガソン著/仙名紀訳/早川書房)の他、 冬休み中の暇つぶし読書用として、 創元推理文庫のフィリップ・マクドナルド著の三冊、 「鑢」(吉田誠一訳)、 「ライノクス殺人事件」(霜島義明訳)、 「Xに対する逮捕状」(真野明裕訳)を買って帰る。 午後は何故か、むやみに眠くてしようがなかった。 18 時に退社。

帰宅して、夕食の支度。 またしても、二色団子鍋。ヱビスビール。 ワイン屋さんには怒られそうだけど、 やはり、やれやれ今日も一日が無事終わった、 と思って、小さなグラスに入った冷たいビールを飲むときには、 何か特別な充実感と言いますか、美味しさがあると思うのですよね。 私の育ちの卑しさのせいのような気もするが、 本当の本当に正直なところ、死んで神様の前に出たときに、 「お疲れさん。どうかね、何か一杯」と言われたら、 「とりあえずビール。できればヱビスで」と言ってしまいそうだ。 金のシャンパンと、銀のシャルドネと、銅のビールと、 あなたが池に落としたのはどのお酒ですか、 と妖精に訊かれても直ちにビールです、と答えられそうだし。 やはり、ワインやシャンパンがいくら美味しくても、 飲みつけていない分、 まだ今のところの私には、人生の味が欠けているような気がするのですよ。 鍋のあとは、今日は饂飩にしてみた。これもまたよし。 夜は、「マネーの進化史」の読書など。