2009年12月20日日曜日

記憶術 / 団子鍋

9 時半起床。珈琲だけの朝食。 午前中は翻訳仕事と、掃除機がけ。 昼食には月見饂飩を作った。食事のあとは、昼風呂。 湯船で、 「1冊でわかる 経済学」(P.ダスブプタ著/植田和弘、山口臨太郎、中村裕子訳/岩波書店) を読む。 そのあとは翻訳の続き。 予定より十日早く「枕頭問題集」の翻訳初稿が完成。 あと数日ざっと見返して、編集に送る予定。 明日からのお弁当用に、高野豆腐と卵焼きを作る。 次は夕食の団子鍋用の肉団子作り。 肉団子は沢山作ったので、もう一回団子鍋が出来るし、 お弁当のおかずにも流用の予定。 夕食は、団子鍋。豚肉団子、小松菜、長葱、春雨。 たれはポン酢と、マスタードと胡麻油をあわせたものとの二種類。 白ワインを一杯だけ。もちろん、後は雑炊。

ルイス・キャロルの「枕頭問題集」でちょっと面白いのは、 キャロル自身が就眠儀式として寝床で解いた問題を集めたものなので、 具体的な計算まで暗算で行なっているところだ。 例えば、角度を求める問題では、その三角関数の値が得られたら、 普通はそれで終わりだろう。 しかし、キャロルは暗算で実際の角度の近似値まで求めてしまう。 そのためには、ある程度、逆三角関数の値を知っている必要がある。 キャロルは自分で考案した自慢の「記憶術」で、 そういった種々の数表を暗記していたのである。 彼は言葉遊びや、記憶術や、簡単なパズルなど、 色々と(どれもさして重要でない)仕事をあれこれ残しているが、 それらはキャロルの中で有機的に結びついていたのであろう。

さて、いよいよクリスマス週間。 と言っても、何のイベントがあるでもないので、 単に水曜日が休みなのがちょっと嬉しい普通の日々。