8 時起床。雨のせいか、少しは涼しい。 珈琲、オレンジジュース、トーストの朝食のあと出勤。 郵便局での用事に思いの他、時間がかかり、 出社したのは 10 時近くになってしまった。 午前、午後とお仕事。昼食は定食屋にて。 18 時過ぎに退社。お湯の中を歩いているような蒸し暑さ。 手を握ると空気から水が絞り取れそうだ。 なんとなく、「冷やし中華」が食べたくなって、 それらしい店に入ってみたが、フライングだった。 つまり「冷やし中華あり升」の季節にはまだ早かった。 がっかりしつつ、レバ韮定食を食べて帰る。 冷やし中華って、普段はそう美味しいものとも思えないのだが、 夏には無性に食べたいときがある。 夏になると冷たい麺類が急に魅力的になって迫ってくる。 そう言えば、冷製のパスタにも劇的に美味しいものがあるよなあ。
季節は、会計期末だ。昨日の続きで経営者のヴィジョンについて。 日本の会社の決算報告を見ると、とてもつまらないことが書いてある。 例えば、「当社のモットーは、にこにこ、はきはき。 今日も明日も、お客様の幸せのためにがんばります」みたいな感じ。 最近、実はこういうのが良いところなんじゃないかなあ、と思ってきた。 エンロンのような目覚しいヴィジョン、ああそんなアイデアがあったか、 それが世界の未来なのか、いや言われてみれば、まさにそれが未来なのだ、 そうでしかありえない、何兆円儲かるやら分からないぞ、 と直感してしまうような、凄い所を指し示してしまうリーダーの指先を見ていると、 思考力を失なってしまう。 しかし、神ならぬ人の身に、未来の何が分かるわけでもないのだ。 最近だと、google と amazon がかなり怪しいと思う。もうしばらくすると、 「我々は通貨やエネルギーのように計算力の市場を作り、 計算力をトレードしてリスクレスに世界の隅々まで安定供給する。 もう世界に我々以外のコンピュータはいらない。 我々が地球上で唯一のコンピュータになるのだ。 今日から『スカイネット』と呼んでくれ」とか (私が今でっちあげたので、真に受けないように)、 目覚しいヴィジョンを言い出しかねない。 それが「にこにこ、はきはき、がんばります」だと、 よしよし頑張って儲けてくれよ、でもちゃんと見張ってるぞ、 取り敢えず流動負債をキャッシュで割り算してみるか、くらいの気になって、 かえって良いんじゃないだろうか。