2010年10月30日土曜日

ポン酢醤油

9 時半くらいに起床。 珈琲、ヨーグルト、ブルーベリー、 会社でもらった期限切れの防災用のカンパン。 外は既に強い雨。 台風は夜に関東最近接らしい。 「荒涼館 2」(C.ディケンズ著/青木雄造・小池滋訳/ちくま文庫) を読んでいるうちに昼。 昼食は鯵のひらきを焼いて、蕪の酢漬け、焼き海苔、 豆腐と長葱の味噌汁、御飯。 食後にお風呂に入って湯船で 「森を抜ける道」(C.デクスター著/大庭忠男訳/ハヤカワ・ミステリ) を読み始める。 「オックスフォード運河の殺人」に続いてゴールドダガー賞作品。 再読のはずだが、 デクスターではいつもながら内容を忘れていて問題なし(?)。 しばらく昼寝、のつもりがいつものように三時間近く寝てしまった。 秋の雨の日の午後はいくらでも眠れる。 夕方に起き出して、読書の続きなど。 夕食はまた水炊き鍋。ポン酢はシークワーサーで作った手製。 鍋のあとはもちろん卵雑炊。 相変わらず美味い。ヱビスビールを一杯だけ。

皆さんも今までに一度は、 友人たちで水炊き鍋を囲んだ機会、 「市販のポン酢醤油を使うなんてありえない」 などと宣うスノッブがいて不愉快になった経験があるだろう。 最近は五人集まれば一人は、こういう食通がいるものだ。 世界の「味ぽん」をなめるなよ、と反論したくなるものだが、 確かにポン酢醤油は自作した方が美味しいものの一つである。 柑橘類の搾りたて果汁と醤油を半々に合わせ、味醂を加えて甘味を調整する。 一割くらいを目安に味見をして、好みの塩梅で。 そして、昆布と鰹節を適当量沈めて、待てるだけ待つ。 短くとも半日はおいた方がよい。 途中で昆布と鰹節を漉して除き、冷蔵庫で熟成させるとなおよし。