2010年10月23日土曜日

ディケンズ

9 時半くらいに起床。ああ良く寝た。 爽やかな秋空。洗濯日和だ。 珈琲、ヨーグルト、キウィで目を覚ましてから、 洗濯に掃除機がけなど家事をする。 朝昼食は肉野菜ソース焼きそばとヱビスビール。 お風呂に入ってから、昼寝。 また二時間くらい寝てしまった。 夕方まで本の宣伝文を考えたり。 千部くらいは売れるのかなあ……。 さて、夕食の支度。 玉葱入りの親子丼、蓮根と蒟蒻のきんぴら、 ピーマンの焼きびたし、しめじの味噌汁。 赤ワインを少し。 今日二度目のお風呂に入って、湯船で 「卵をめぐる祖父の戦争」(D.ベニオフ著/田口俊樹訳/ハヤカワ・ミステリ) を読む。 湯上りに林檎(ふじ)を一つ。

朝注文した「荒涼館 1〜4」(C.ディケンズ著/青木雄造・小池滋訳/ちくま文庫) が夕方には届いた。 最初に「荒涼館」に興味を持ったのは、 確か、モース警部が最高の文学作品として敬愛していたから。 最高の推理小説、だったかも知れない。 それまではディケンズと言えば、 「クリスマス・キャロル」、「二都物語」、「大いなる遺産」、 そしてカルヴィーノの「なぜ古典を読むのか」(須賀敦子訳/みすず書房) で知った「ピクウィック・クラブ」(「ピクウィック・ペイパーズ」) くらいが知っている題名の全部で、 しかも読んだことのあるのは「クリスマス・キャロル」だけだった。