8 時起床。ぼーっと窓の外、雨に濡れる新緑を見ていると、 美女が部屋まで、新聞と朝食を持ってきてくれた。 ポットに入った珈琲、オレンジジュース、ベーコンエッグに焼きトマトのつけあわせ、 果物類あれこれと、パン類あれこれと、ジャム類のあれこれ。 朝からきりっとしたスーツを着た彼女は柔らかに微笑みながら、 何か足りないものはないか、新聞は日経で良かったのか、 などと尋ねてから、私を一人残して部屋を出ていった。
つまり、ルームサーヴィスである。 少なくともルームサーヴィスの朝食を持ってくる方は男性スタッフにしてもらえないだろうか。 この年になってようやく、ずうずうしく寝間着のままで迎え入れられるようになったが、 いまだに少し照れ臭い。 ついでに言えば、最近多い女性のポーターも全員男性にして欲しい。 荷物を持ってもらい難いから。 朝風呂に入って、湯船で読書。 「ユダヤ警官同盟」(M.シェイボン著/黒原敏行訳/新潮文庫)。 正午頃、チェックアウト。 連休企画、「ホテルで一人のんびりしてみよう」終了。 昼食は車内でおむすび三つ。 車中の読書は「ユダヤ警官同盟」。
午後に帰宅して、またお風呂に入る。 湯船の読書は「複雑な世界、単純な法則」(M.ブキャナン著/ 阪本芳久訳/草思社)。 夕食には野菜炒麺を作った。赤ワインを一杯だけ。 グラスに残ったワインで、食後にチーズを少し。