2010年4月25日日曜日

冒険小説

8 時起床。涼しいと良く眠れるなあ。 今日は良い天気。洗濯日和だ。 冷蔵庫が空なので、珈琲だけの朝食。 午前中は洗濯と朝風呂。 近所のスーパーに買い出しに行って、 昼食はカルボナーラと出来合いのポテトサラダ、リースリングを一杯だけ。 食後に二時間ほど昼寝。 午後は出張のレポート書きなどお仕事。 夕食は御飯を炊いて、だしをひき、朝食的メニュー。 鮭の塩焼、だし巻き卵、納豆、茗荷と油揚げの味噌汁。 お風呂に入って湯船の読書。 何故か、ふと思い立って 「深夜プラス1」(ギャビン・ライアル著/菊池光訳/ハヤカワミステリ文庫) を読み直す。

私は何故か、冒険小説とかエスピオナージュの類を、しばしば読み返したくなる。 ル・カレのような文学的なものなら不思議ではないが、 この「深夜プラス1」や、フォーサイスの「ジャッカルの日」や、 フリーマントルの「別れを告げに来た男」のような、 結末を知っていると面白さが半減しそうなものでも読み直してしまう。 やはり、単なるプロットだけではない魅力があるが故に、傑作とされるのだろう。 ところで、このジャンルの傑作の著者はイギリス人であることが多い。 何か文化的な背景があるのかも知れない。 そう言えば、C.R.ラオの「統計学とは何か」の中に、 ル・カレの「パーフェクト・スパイ」に言及している箇所があるのをご存知だろうか。 それくらい深く文化に食いこんでいるという例かも知れない。