2011年2月20日日曜日

バロック・サイクル

7 時過ぎに起床。 珈琲、フランスパン、チーズだけの朝食のあと、朝風呂。 午前中は "Quicksilver" (N.Stephenson 著/Harper Perennial) を読んだり。 ニール・スティーヴンスンの大作「バロック・サイクル」シリーズの第一巻。 千ページ近くあって、これが第三巻まである。 いつか翻訳が早川書房から出るだろうと待ちに待って、 時々、あちこち流し読みするだけに止めていたのだが、 ようやく諦めて読むことにした。 どこかの出版社が私に翻訳させてくれないものだろうか。 そう言えば、 K.Bonfiglioli のモートデカイ閣下三部作も翻訳 が出るのをずっと待っている (第三作だけは昔、幻のサンリオ文庫で出ていた)。 こちらは待ちくたびれて読み終えちゃったけど。

昼食は、スモークサーモンと蟹かまと葱のアボカド巻き。 海苔の代わりにアボカドの薄切りで酢飯を巻いたもの。 ババロアの周りをビスキュイで囲むイメージ? 「ワンダーレシピ」(添田浩著/工作舎) で知って、一度試してみたかった。味はまあまあ。 見ための出来がもう一つでいくつか反省点はあるが、 この次は格好がつくと思う。 失敗したときのため同じ具材で海苔巻も一本作ったので、 結局、まるごと二本も食べてお腹一杯。一緒に白ワインを一杯、酒を五勺。

午後も読書など。 クリスティ再読計画の第 12 冊目、 「予告殺人」(A.クリスティ著/田村隆一訳/ハヤカワ文庫) を読了。完成度の高い傑作。 夕食の時間まで、明日のお弁当のおかず作りなど。 夕食はパンの消費のためサンドウィッチ。 スモークサーモンと生玉葱のマリネを挟んだものを一つ、 玉葱とオリーヴ入りのパンにチーズを載せてオーヴンで焼いたものを一つ。