6 時に起床。 猫のそっけなさからして、今朝は温かいのだな。 珈琲、自家製の苺ジャムとヨーグルト、バナナ、 ハムエッグ、玉葱のピクルス、オリーヴ入りのパン。 朝食のあと、お弁当用のサンドウィッチを作って、出勤。 人はパンのみにて生くものにあらず、されどまたパンなくして人は生くものにあらず。 「貧乏物語」(河上肇著/岩波文庫)より。 昼食は持参のお弁当。チーズと胡瓜、ハムと胡瓜のサンドウィッチ。 昼休憩にハンドラーの新刊「ゴールデン・パラシュート」(D.ハンドラー著/北沢あかね訳/講談社文庫) を買った。 夕方、定時に退社。 夕食は御飯を炊いて、ハンバーグ、千切りきゃべつの炒めもの、 干し大根と干し人参のお味噌汁。食後に紅茶とパン・オ・ショコラを一切れ。
「眠れる美女の問題」というものを知った。
貴女は以下の実験の手順を知った上で、被験者になることに同意した。
貴女は日曜の夜に眠りにつく。そのあと私が密かに、公平なコインを投げる。
もし表が出たならば、貴女は翌日の月曜日に目覚めたときに、私から質問を受け、
そこで実験は終了する。
もし裏が出たならば、貴女は同じく翌日の月曜日に目覚めたときに、私から質問を受けるのだが、
月曜にあったことを完全に忘れる薬を飲んで再び眠りにつき、
火曜日に目覚めたときに私から再び質問を受け
(しかし貴女は昨日の記憶を失っているので「再び」とは気付かない)、
そこで実験が終了する。
以下のように、尋ねられる質問は全て同じである。
今、貴女は眠りから目覚めた。目の前にいる私が寝台の傍らで貴女に訊く。
「日曜の夜にコインの表が出た、ということの確からしさはいくらでしょう?」。
言い換えれば、これが賭けなら表に賭けますか、裏に賭けますか。
そのオッズがどれくらいなら賭けますか?