2010年9月21日火曜日

往復ビンタの法則

8 時起床。 珈琲、フルーツケーキ、ヨーグルト、ブルーベリーの朝食。 午前、午後と校正作業三昧。 昼食は鰤の塩焼きに酢橘と新生姜、焼き海苔、もろきゅう、 豆腐とピーマンの味噌汁、御飯。 流石に根を詰めて校正したので、 身体を伸ばすために少し散歩。 もう日も落ちた夕方とは言え、夏のように蒸し暑い。 外に出たことを後悔して、すぐに帰宅。 夕食は、いよいよ焼き秋刀魚。酢橘をしたたらせて食す。 まだ旬は先だが、美味い。さんま、さんま、さんま苦いかしょっぱいか。 一緒に松茸、と言うわけにはいかないので、エリンギのバター炒め。 こちらも酢橘を搾って、ヱビスビールとともに。 夜も校正作業。

実行しない癖に割とライフハック系の blog が好きで読んでいるのだが、 たまに「なるほど」と思うことがある。 今日は "Full In, Full Out" というレストラン用語を知って、 考えさせられた。 キッチンで料理が出来たので、ウェイターがお客の席まで持って行く。 それはいいのだが、そのあと手ぶらで帰ってくるようなウェイターは駄目だ。 帰りにも、食べ終わった皿を下げる、 他のテーブルで注文をとる、などあれこれ仕事をしなければいけない。 逆方向の例を挙げれば、 カーヴからあのワインを取ってきてくれ、と言われたとせよ。 そこで、手ぶらで地下倉庫に行くようでは駄目だ。 何か倉庫に持っていくものはないか、自分で考えるか誰かに訊くかして、 行きでも仕事をしなければいけない。 つまり、手を一杯にして行き、手を一杯にして帰ってこい、というルールで、 これを "Full In, Full Out" と言うそうだ。 レストランに限らず、多くの仕事には往復のフェイズがあって、 大抵どちらか片方のフェイズだけが「仕事」である。 そこで、逆フェイズの仕事を一緒にあわせてみなさい、さすれば、 二倍効率が良くなるのです、という教訓である。 強いて日本語訳すれば、「往復ビンタの法則」だろうか。