2010年8月14日土曜日

石川淳とステーキ

昨夜、「メノン」(プラトン著/藤沢令夫訳/岩波文庫) を読了。次の就眠儀式本は「プロタゴラス」の予定。 9 時頃に起床。 珈琲とヨーグルトとキウィで目を覚ましてから、 朝風呂に入る。 洗濯機をしかけて、朝昼兼用食の支度。 鯵のひらき、蕪の酢漬けとらっきょう、ピーマンの味噌汁、ヱビスビール。 洗濯物を干してから、何か読むものを書庫で見繕う。 しばらく書庫を歩いて、 「殺人者の放物線」(A.H.ジャップ著/藤田真利子訳/創元推理文庫) と、 「金色夜叉(上・下)」(尾崎紅葉著/岩波文庫) を選んだ。 午後は少し昼寝をしてから、寝転がって本を読んだりしていた。

暇なので、ちょっと気合を入れて夕食の支度。 時間をかけてポモドーロを作り、前菜のスパゲティにする。 メインはランプ・ステーキ、つけあわせにオクラと玉葱。 小説家の石川淳は、牛肉でも食わなきゃ原稿書けないよ、 と主張して、毎日 200g の肉を三枚、つまり 600g 食べたそうだ。 それを知って、 草食系の中の草食系と言われる私も、 たまにはステーキでも食べて体力をつけた方が良いのではないか、 さすれば、昼行灯にも少しは仕事ができるようになるのではないか、 と思って、ものは試しに。 赤ワインを一杯だけ。食後に珈琲。