2008年4月20日日曜日

ディスカバー・キョート2(哲学の道周辺)

4月19日(土曜)。ディスカバー・キョート第二回、哲学の道周辺。 (第0回:八坂の塔、「イル・ギオットーネ」。 第一回:高台寺。) 銀閣寺(東山慈照寺)。 銀閣寺はいままでに何回か訪れているはず。 現在、銀閣寺自体は修復中。骨組とカバーに覆われて、 その中で大工さんが作業している。 庭を歩いていると、苔の標本が置いてあって、 これはいい苔、これはちょっと邪魔な苔、 これはとても邪魔な苔、と示されている。 見た目には大差ないような気がするのだが… そしてこの邪魔な苔たちをまめに取り除いたりしているのだろうか。 次は哲学の道を歩いて、法然院へ。 谷崎潤一郎の墓などがあることで有名。 このあたりは銀閣寺よりはひっそりと静かでいい感じ。 でも時間がなかったので、入って出ただけ。 「カフェ・テラッツァ」で休憩。 ここは犬を連れてくることのできるドッグ・カフェで、 実際、テラスにはダックスフンドを連れた客がいた。 以前にピアノと弦楽四重奏のコンサートがここで開かれたときに、 訪れたことがあるので、来たのは二度目。 次は、橋本関雪記念館へ。 橋本関雪は画家。このあたりが田圃しかないような田舎だったときに引っ越してきて、 その後、三十年かけて庭を整え、徐々に周囲の土地を買って拡大し、 今の姿にまでなったらしい。 敷地内に記念館もあって、絵などがいくつか保存されている。 正直に言って、私にはどれもぴんと来ない絵だ。 庭はなかなか雰囲気も良く、特に池に迫り出した茶室などいい感じ。 やや無駄に巨大な灯籠とかがあちこちにあって、 何でも詰め込み過ぎのような。私ならもっと地味に、 できるだけ自然以外に何もおかない庭にするだろうなあ、と思いつつ、 庭をまわる。

哲学の道の周辺で行くべきところは、あと…「なかひがし」?