2008年9月7日日曜日

status quo

L 先生から新しいヴァージョンのノートが送られてきて、 私が間違いだろうと指摘したところが、 詳しく説明されていた。どうやら正しいらしい。 さらに次のステップのアイデアもメイルで次々、 送られてきた。こういうヴァイタリティはどこから来るのだろう。

何でもそうだが、偉い人は質よりも量がすごいなと思う。 最終的に製品に結実したものだけを見ていると品質に目が奪われるのだが、 やはりそれだけの品質のものを最後に残す人は、 最初のレヴェルで大量に生産しているものだな、と思う。 そう言えば、パリ在住の老大家 M 先生が、 数学者の偉さはゴミ箱の大きさで決まる、 と言ったらしいが、このことかも知れない。 だからと言って、自分はどうすればそうできるのか分からないのだが……。 今のところ、粛々と自分なりにノートを書き直してまとめているところ。

夏休みもあと三週間ほど。 宿題がどれくらい片付けられるかなあ。