2011年7月13日水曜日

スーパーコンピュータ

ふと、スーパーコンピュータなるものを見たくなって、 天才プログラマと連れ立って都内某所へ。 開発リーダご本人と面談し、数部屋を占領する御本尊も見学。 まあ、「ふと」の部分は嘘で、実際はかなり前から計画されていたのだが。 もらった仕様書パンフレットを見ると、 どのスペックも日常で口にするのと二つくらい単位が違うので、わくわくする。 メモリは 100 テラバイトあります、とか、 ストレージは 10 ペタバイト以上ありますとかね。

就眠儀式本としての哲学ブームが過ぎて、次は歴史シリーズ。 今は、「プルタルコス英雄伝(上)」(プルタルコス著/村川堅太郎編集/ちくま学芸文庫)。 再読のはずだけれど、ちっとも覚えてない(笑)。 子供の頃から歴史は私の苦手分野で、 自分から読んでみようかなと思い始めたのは、随分と大人になってから。 そんなわけで歴史関係の本はほとんど読んでいないのだが、 今のところ一番面白く感じて影響も受けた史書は、多分、 「アナバシス -- 敵中横断 6000 キロ」(クセノポン著/松平千秋訳/岩波文庫)。 実際、これを読んで以来、人生とは一つの撤退戦である、 をモットーの一つにしている。