2008年8月3日日曜日

Tao 4-1

今日の "The Tao of Programming"(G.James/InfoBooks)。原による試訳。

プログラムは軽く機敏であるべきだ。 そのサブルーチンは真珠の首飾りのように結びつけられていなくてはならない。 プログラムの精神と意思は首尾一貫して保たれているべきだ。 少な過ぎることも、多過ぎることもあってはならず、 不要なループも、無駄な変数も、構造の欠如も、 行き過ぎた硬直性もあってはならない。

プログラムは「最小驚きの法則」に従うべきだ。 この法則は何か?それは単に、 プログラムは常にユーザーを最も驚かせないように 反応しなくてはならない、ということだ。

プログラムは、それがいかに複雑であろうと、 単一のユニットとしてふるまうべきだ。 プログラムは外側な見せかけよりも、 その内側の論理によって導かれていなくてはならない。

もしプログラムがこれらの要求を満たしていないならば、 それは無秩序と混乱の状態にある。 これを正す唯一の方法は、そのプログラムを書き直すことである。

「プログラミングのタオ」 第4の書「コーディング」、4-1章