2010年5月31日月曜日

セロリ

月曜だけに少々寝坊。 今日は久しぶりに晴天の爽やかな天気。 いつもの朝食のあと出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 春雨の挽肉炒め、切干し大根、胡瓜とセロリと人参のピクルス、 ちりめん山椒。 18 時半くらいに退社。 帰宅して夕食の支度。 牛肉とセロリ、人参、大蒜の芽の炒めもの、 長葱と油揚げのソース焼きそば、葱のスープ。 牛肉はあまり使わないけど、やはりセロリのような味の強いものには牛肉だなあ。 とりあえずセロリも何とか使い終わった。 食後に日本酒を半合ほど。

もう五月も終わりか。あと一ヶ月で半年が終わり、 あっという間に今年も終わって、また一つ年をとりそうだなあ。

2010年5月30日日曜日

逃避行動と平和貢献

8 時起床。寝床でしばらく 「がんばれ、ジーヴス」(P.G.ウッドハウス著/森村たまき訳/国書刊行会) を読んでから起床。 今日も曇り空で、気温が低い。雨も降りそうだ。 いつもの朝食のあと、洗濯をしたり、翻訳原稿の推敲をしたり。 昼食は、セロリのサラダ、グラタン・ドーフィノワ、 茄子のボロネーゼスパゲティ。 4 時間かけて仕込んだだけあって、ボロネーゼが美味しい。 食後にしばらく昼寝をして、 午後も「がんばれ、ジーヴス」を読んで読了。 癒された。 揚げヒバリやカタツムリが見えてくるほど人生が明るくなるわけではないが、 本来ならポプラの葉のごとくふるえるところでも、 上唇を固くしてレス、で良かったはずだが、つまり本題に取り組もうという気になってくる。 そのあとはまた翻訳の推敲など。 夕食は御飯を炊いて、胡瓜と人参とセロリの自家製ピクルス、 もやしのラー油あえ、 切干し大根と油揚げの煮物、茄子と大蒜の芽の挽肉炒め、 長葱と油揚げの味噌汁。

世界を征服するための悪魔のようなシステムの基本設計を考えたりするべきだったのだが、 逃避行動として、 「きのう何食べた?」(よしながふみ著/講談社) のレシピがすぐに参照できるように メニューリストを書いた。 かなり平和に貢献した気がする。

2010年5月29日土曜日

「文士厨房に入る」

8 時起床。早起きの習慣がついてきたようで、土曜日でも 8 時起き。 今日は曇り空。雨も降りそうだ。気温も低い。 珈琲、トーストの朝食のあと、午前中は主に翻訳の推敲作業。 お風呂に入って湯船で、 「文士厨房に入る」(ジュリアン・バーンズ著/堤けいこ訳/みすず書房) を読む。 バーンズが毎回あれこれとレシピと格闘して料理するエッセイ集。 あちこちに「いや、そうじゃなくってだね……」とツッコミを入れたくなるが、 そこが面白い本だ。

以前よりは随分ましになったとは言え、 イギリス人の料理感覚って相変わらずだなあ、と思う。 バーンズのようなインテリで料理が趣味で料理の本を書くような人ですら、 ポークチョップを焼くのに苦労したあげく、 「どっちみち豚肉というのは、高圧搾ボール紙みたいな味である」 という結論に逹したりする。 正気とは思えないが、これを読んでイギリス人は「くすっ」と笑うのだろう。 実際、高圧搾ボール紙みたいな味はイギリスではお馴染で、 私も高圧搾ボール紙みたいな味のサンドウィッチを食べて愕然とした経験がある。 豚肉を焼くだけでどうして不味くできるのか、どうしたら段ボール紙味のサンドウィッチが作れるのか、 一億総食通である我々日本人には想像もつかないが、そこがイギリスの神秘だ。 料理に関して言えば、イギリス人には何か根本的な欠陥があるとしか思えない。

昼食は茄子と大蒜の芽の肉味噌炒め、長葱の塩炒麺、もやしのラー油あえ。 食後に一時間ばかり昼寝。 そのあと本日のメインイベントとして、ボロネーゼソース、つまり言わゆるミートソースを作る。 野菜を炒めるのに小一時間、挽肉を入れてから煮込みに三時間かかるので、 およそ一日がかりのプロジェクトである。 ストーブ番と言うやつで鍋の前に椅子を持ってきて座り、 「兄の殺人者」(D.M.ディヴァイン著/野中千恵子訳/創元推理文庫) を読みながら、気長に煮込み作業。

ボロネーゼソースの煮込みと並行して、夕食の支度。 夕食は挽肉と春雨の炒め物、冷奴(生姜と花鰹)、油揚げと長葱の味噌汁。 まとめ買いしてしまった挽肉をようやく使い切った (食べ切るには、数日かかりそう)。

2010年5月28日金曜日

ミルフィーユの数学

「クラシック・カフェ」をうとうとしながら聴いてから、 8 時くらいに起床。 今日は晴天。でも気温は低く爽やか。 珈琲、トーストの朝食のあと、適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。だし巻き卵、もやしのラー油あえ、 切干し大根、胡瓜の酢漬け。 本屋で「兄の殺人者」(D.M.ディヴァイン著/野中千恵子訳/創元推理文庫)、 「都市と星」(A.C.クラーク著/酒井昭伸訳/ハヤカワ文庫) などを買った。 18 時くらいに退社。 週末の夕食は近所の蕎麦屋にて。 ヱビスの生ビールと稚鮎の天盛り。 稚鮎、とうもろこしのかき揚げ、アスパラガス、再び稚鮎。 味覚が子供なのか、稚鮎よりもコーンかき揚げがげきうま。

ミルフィーユというお菓子は、 生地、バター、生地と重ねた三層から始めて、 三つ折りを繰り返して作るそうだ。 単純には折る度に層の数が三倍に増えていくところだが、 生地と生地が重なったところはくっついて一つの層になってしまう。 それとも、焼けてバターが溶けたところが一つになってしまうのだったかも。 いずれにせよ、 パイこね変換とからめれば、 これはなかなか良い入試問題のたねになりそうだな、 と思ったのだが、 私はもうそんなことを考えなくてよいのだった。

2010年5月27日木曜日

スープの深み

7 時過ぎに起床。曇り空、気温も低い。 涼しいと良く眠れてしまう……。 いつもの朝食のあと、少し翻訳の推敲をして、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後といつものようにお仕事。 昼食は持参のお弁当。 卵と長葱の炒飯、グラタン・ドーフィノワ、切干し大根、 胡瓜の酢漬け、もやしの石垣島ラー油あえ。 夕方に一時間ほどミーティングで抜けたこともあって、 ペアプログラミングに夢中になっていたら、 帰宅は今の時間。 夕食の支度はこれから。 予定では麻婆豆腐、長葱の炒麺に、 もやしや切干し大根など残り物あれこれ。

ようやく、ウッドハウスの新刊が出た。 「がんばれ、ジーヴス」(P.G.ウッドハウス著/森村たまき訳/国書刊行会)。 ウッドハウスがある限り、この世にも愛すべきところがあると思える。 バーティだって、スープの深みのどん底でも、陽気にがんばっているのだもの。 この週末に読むのが楽しみだなあ。

2010年5月26日水曜日

だし巻きの巻き数

今日も「バロックの森」を聴きつつ早起き。 今朝は涼しい。雨が近いようだ。 珈琲、トーストの朝食。 お弁当のおかずが足りなかったので、だし巻き卵を焼く。 私は卵二個を使って、三回に分けて焼く。 私の実験によると、二回に分けるのと三回では味がかなり違う。 三回に分けると、四つ折り、三つ折り、三つ折りくらいには巻くので、 合計で十層以上になる。 おそらくこれがしっとりした食感になるのではないか。 だし巻き卵は巻き数が重要。お試しあれ。 そこでふと、思ったのだが、足し算で増やすのは難しい。 もし、指数的に増大させる巻き方があれば、容易に 32 層くらいに巻けるはずだ。 いや、だし巻きのミルフィーユ、すなわち、1024 層も不可能とまでは言い切れない。 今、だし巻きの秘技「2 ベキ巻き」法を開発すべく努力中である。

お弁当を詰めて、出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。回鍋肉、だし巻き卵、切干し大根、高野豆腐。 昨日働き過ぎたので、今日は 17 時過ぎにさっさと帰る。 雷雨が近付いて来ているらしいし。 帰宅して、少し翻訳の推敲の仕事をしてから、夕食の支度。 グラタン・ドーフィノワと、茄子のスパゲティーニ。 白ワインを一杯だけ。 夜は、 一袋 27 円で買ってきたもやしを茹でたり、 作りおきのおかず作りを少々。

2010年5月25日火曜日

爪研ぎ

「バロックの森」を聴きながら目を覚ました。 寝床でしばらく 「文士厨房に入る」(ジュリアン・バーンズ著/堤けいこ訳/みすず書房) を読んで、起床。 今日は良い天気。夏のような日差しだ。 珈琲、トーストの朝食のあと、 少し翻訳原稿に手を入れてから出勤。 午前、午後とお仕事。 今日は幕張ビルから開発チームのメンバが来て作業していたので、 昼食は一緒に近所のとんかつ屋。 今日はあちこちミーティングに出たり、 コーディングしたり、けっこう仕事したなあ、という感じ。 とは言っても、19 時半には退社したけど。 帰宅して夕食の支度。 卵炒飯、生姜のスープ、回鍋肉の残り、高野豆腐、切干し大根。 ヱビスビール。

私が帰宅すると、猫が爪を研ぐのだが、 それは喜びの一つの表現なのか、 それとも戦いに備えているのか、どっちだろう。

2010年5月24日月曜日

文士、厨房、酒

8 時起床。今日も雨。空気もひんやりとしている。 珈琲、トーストの朝食のあと、適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 回鍋肉、切干し大根、高野豆腐、もやしのナムル。 17時半くらいに退社。 外は微かに糠雨が降っている程度だが、 西から豪雨が近付いてきているらしい。 本屋で、 「文士厨房に入る」(ジュリアン・バーンズ著/堤けいこ訳/みすず書房) などを買って帰宅。

昨夜に翻訳の初稿を完成したので、お祝いにのんびりとした夜。 いつものんびりしてるけどさ。 あとは推敲と、本の形に整える作業になる。 お風呂に入って、湯船で 「作家の酒」(コロナブックス編集部・編/平凡社)を読む。 湯上がりに、冷たい高野豆腐と切干し大根で冷酒をきっかり半合。 雨の日だけれど、京都伏見の「蒼空」。 そして、また豪華版のサッポロ一番。 五袋まとめて買ってしまったからということもあるが、 こういうひんやりした日には、 野菜たっぷりの味噌ラーメンがうまいですよ。

夜はバーンズの「文士厨房に入る」を読んで、しみじみする予定。

2010年5月23日日曜日

宝くじと第一子効果

7 時半くらいに目が覚めた。寝床で、 「非才!」(M.サイド著/山形浩生・守岡桜訳/柏書房) を読了してから起床。 今朝は雨。珈琲、トーストの朝食。 いつものようにインタネットでニュースを読んでいたら、 大変に味わい深い街角インタヴュの記事を見つけた。
「無駄な支出は改められるべきだが、買わないと当たらないと思い続けて30年。 当たらないのはわかってるが、なくなると夢が1つなくなってしまう」(東京都江戸川区会社員、55 歳男性)。
「宝くじを買うためにお金をためていたこともあるぐらいなのに。信じられない。 宝くじを削るぐらいならほかのことを削ってくださいと言いたい」(東京都私立大学四年生、22 歳女性)。

これは、ジョークなのだろうか……、それとも新聞編集者の悪意だろうか。 いや、人間に対するとても深い洞察を与えているかも知れない。 どうして人々は宝くじを買うことを「夢を買う」と呼ぶのだろうか、 実際は「夢を売り渡している」のに……、 などとしばらく考えてから、午前中は翻訳の索引作り。 取り敢えず、宝くじは算数が苦手な人への税金(罰金?)だ、 という言葉は名言のようだ。 昼食はキャベツとアンチョビのパスタ。白ワインを一杯だけ。 食後に昼寝。ちょっとのつもりだったが、実際はまた 3 時間くらい寝てしまった。 そのあと翻訳の索引作りの作業。

18 時から NHK 教育でサンデル教授の講義を観る。 ハーバードの学生たちに「この中に第一子はどれくらいいるか」と手を挙げさせて (7割くらいそうだったようだ)、 第一子に偶然生まれることの不公平な有利さに注目させていた。 しかし、これはちょっと適切でない。 そのあたりの公園で調べても 7 割くらいは第一子かも知れないので、 第一子が特に有利であることの調査にはなっていない。 特に一人っ子の場合に自動的に第一子になることの効果が大きいし、 他にも色んな効果がごっちゃになっている。 これを補正するのはかなり難しい統計学的問題で、 ラオの「統計学とは何か」(C.R.ラオ著/藤越康祝・柳井春夫・田栗正章訳/ちくま学芸文庫) でも議論されていたと思う。 実際、第一子として生まれることや、 長男として生まれることの有利さは存在するようなので、 めくじらを立てることではないが。

夕食は回鍋肉、卵炒飯、もやしのナムル、豚でだしをとった葱と生姜のスープ。 赤ワインを一杯だけ。

2010年5月22日土曜日

サッポロ一番みそラーメン

土曜日だけれども早起き。 「バロックの森」で起床した。 珈琲、トースト、苺ジャムの朝食。 今日で苺ジャムがなくなった。また作るかなあ。 朝風呂に入って、湯船で 「非才!」(M.サイド著/山形浩生・守岡桜訳/柏書房) を読む。 午前中は洗濯をしてから、翻訳の推敲作業。 昼食は、サッポロ一番みそラーメンの豪華版。 豚肉、キャベツ、長葱、もやし、卵入り。 うまい。休日の昼食気分を満喫。レシピは 「きのう何食べた?」(よしながふみ著/講談社)の 第3巻#18話を参考にした。 一気に作って、即食べる勢いが大事なので、下準備が重要。

まずセットアップ。 お碗に水を少し入れ卵を割り入れて黄身をつついて穴を空けてから、 軽くラップして、電子レンジで 40 秒くらい。 一方、肉とキャベツを適当な大きさに切り、 長葱は斜めに薄切り、もやしは洗ってザルに上げ、若布は水で戻しておく。 バターを適量、切っておく。 サッポロ一番の粉末スープの素を丼に入れてスタンバイし、 麺と七味も並べておく。 ここから調理スタート。 鍋に油を入れて、豚肉、キャベツを炒める。 最後にバターを落として混ぜてから、水を 500 cc 投入。 沸いたらラーメンを投入。二分たったら、 もやし、若芽、長葱を入れて、もう一分煮る(この一分内での投入タイミングはお好みで)。 できたら、用意しておいたスープの素入りの丼に鍋のスープだけを入れて手早く混ぜ、 そのあとに他のラーメンと具を入れる。 上に卵をトッピング、付属の七味をお好みでふって完成。 そのまま即、食べることが重要なので、 他に用意しておくものがあるなら事前に食卓に出しておくべし。

午後は天気も良いことだし、神保町に散歩。 会社のフロアに入れればデバグでもしようと思っていたのだが、 やはり閉店休業。会社の仕事は勤務時間のみで、という教訓だろう。 本屋を見たりして、また歩いて帰宅。 午後も翻訳の推敲作業。 夕食のメインは回鍋肉。副菜はもやしのナムル、 長葱と若芽の味噌汁。 一汁二菜はセーフかなあ、一応。 食後に赤ワインを一杯だけ。

2010年5月21日金曜日

週末のベルギービール

「クラシック・カフェ」を聴きつつ、7 時半起床。 今日はまた良い天気だ。予報によれば、30 度近くまで気温が上がるらしい。 ひょっとして昨日、一昨日の二日が梅雨だったのだろうか。 いつもの朝食のあと、適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 炊き込み御飯、塩鮭の切り身、菠薐草のおひたし、オクラ、 茗荷の紫蘇葉醤油漬けあえ。 昼休憩に近所の本屋で、 「非才!」(M.サイド著/山形浩生・守岡桜訳/柏書房)を買って帰る。 午後もお仕事。 今日も光速のペアプログラミング。 まあつまりは、普段、 「email をチェックしたり、Web を見たり、そのほかのことをする」 フェイズの割合がいかに大きいか、ということだろう。

18 時頃に退社して、 ベルギービール屋にて夕食。もうビールの季節だ。 日も高いうちから飲むビールは美味い。 ブロンシュ・ド・ブリュッセルとサンマルタン・ブロンドを一杯ずつ、 その間に、白いんげんと豚肉のブランダード、 ムール貝のワイン蒸し、その残りのスープでリゾット。 帰宅して、まずはお風呂。 湯船で「非才!」でも読もう。 生まれもっての才能などと言うものは存在せず、 兎に角、全ては努力(と運)だ、という明快な趣旨の本らしいので、 少しは勇気が得られるかも知れない。

2010年5月20日木曜日

親ごころ

9 時近くまで寝てしまった。雨のせいで涼しかったからだろうか。 今日は朝から小雨が降っている。 珈琲、トースト、苺ジャムの朝食。 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 塩鮭切り身、菠薐草とオクラのおひたし、 ポテトと玉葱と鶏肉ミンチの炒めもの、七味蒟蒻。 前のフロアには窓際のカウンタ席のようなところがあって、 お弁当の昼食をとったりするのに丁度良かったのだが、 今のフロアにはなくて、入口の近くにあるテーブルで食べている。

午後もいつものように猫の餌代を稼ぐために働いて、18 時くらいに退社。 帰りも小雨が降っていた。帰宅しても玄関まで迎えに出てくるでなし、愛想のない猫だ。 親ごころ猫イラズ、とはこのことだろうか。 さて、夕食の支度。 鰤のあら煮の残りの身をほぐして牛蒡と一緒に炊き込み御飯にし、 玉葱と卵と鶏肉ミンチの炒めもの、 菠薐草のおひたし、茗荷と牛蒡のお味噌汁。 日本酒を少しだけ。 夜になって、強い雨。 お風呂に入ってから、翻訳の推敲作業などの予定。

2010年5月19日水曜日

週の中日は小雨

7 時過ぎに起床。 今日は久しぶりに曇り空。雨になるかも知れない。 珈琲、トースト、苺ジャムの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 鰤あら煮、オクラおひたし、牛蒡のきんぴら、七味蒟蒻。 今日はミーティングが二つもあったし、 けっこう仕事したなあ、、、と思いつつ、18 時半くらいに退社。 外は小雨。 帰宅して夕食の支度。 御飯を炊いて、だしをひき、 鶏ミンチと玉葱とベビーポテトのオムレツ、 牛蒡のきんぴら、菠薐草のお味噌汁。 これからお風呂に入って、 夜は翻訳の推敲などをする予定。 5 月末までに全体の初稿を提出する予定で毎日進めてきて、 予定通り、来週中には完成しそう。 実際は、かなりマージンをとってあったので、 始めに思っていたよりは時間がかかった。

2010年5月18日火曜日

面白い意見だ。君の名前は?

うとうとしながら「バロックの森」を聴いてから、起床。 今日もまた良い天気だ。もう夏だろうか。 珈琲、トースト、苺ジャムの朝食。 少し翻訳の推敲などしてから出勤。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 塩鮭と御坊の炊込みご飯の残り、だし巻き卵、七味蒟蒻、高野豆腐。 昼休憩の近所の本屋まで散歩して、 「実用 Common Lisp」(P.ノーヴィグ著/杉本宣男訳/翔泳社) を買って帰る。 午後もいつものごとくお仕事をして、18 時くらいに退社。 帰宅して、夕食の支度。 前菜に鰤あら煮、 メインは鶏そぼろ丼(鶏そぼろと御坊と菠薐草と卵)、 冷奴にオクラと花鰹にポン酢、ベビーポテトと若芽の味噌汁。 赤ワインを一杯だけ。

毎週日曜日の夕方 18 時から NHK 教育で放送されている、 サンデル教授の「正義」についての講義。 私も観ているのだが、変な時間に放映されているにも関わらず、 意外にも大人気らしい。 この講義の内容をもとにした著書の翻訳『これからの「正義」の話をしよう』も、 出版前から予約殺到とのことだ。 そしてやはり、早川書房の宣伝ページにも例の決め台詞が書かれていた。
「面白い意見だ。君の名前は?」

2010年5月17日月曜日

初夏

9 時近くまで寝てしまった。寝坊。 今日も良い天気だ。かなり気温が上がりそうな、夏の気配。 珈琲、トースト、苺ジャムの朝食のあと、 適当にお弁当を詰めて出勤。 朝から日差しが強い。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 鰤のあら煮、高野豆腐、だし巻き卵、七味蒟蒻、梅干し。 18 時半くらいに退社。 スーパーで食材を買って帰宅。 夕食は、塩鮭と御坊の炊込みご飯、 高野豆腐と菠薐草とポーチドエッグに冷たいだしをはったもの、 さらし玉葱と花鰹の冷奴。 今日は炊込みご飯でごまかしたが、 やはり仕事から帰ってきたら、三品作るのが今の私の限界かなあ……。 菠薐草と高野豆腐と卵はその場の思い付きで作ったわりに、 美味しかった。定番にしよう。

さて、お風呂入ろう。 湯船で、 「グーグル秘録」(K.オーレッタ著/土方奈美訳/文藝春秋)を読み終わりそう。

2010年5月16日日曜日

「男の料理」考

8 時起床。今日も良い天気。珈琲、トースト、昨日作った苺ジャム。 自家製のジャムってなかなかいいものだな。 午前中はまた洗濯をして、翻訳の推敲作業。 全体の三分の二くらいが終わったので、編集者にメイルで送っておく。 昼食は、ちりめん山椒と卵の炒飯、茄子と大蒜のオリーヴ油炒め、 冷奴にさらし玉葱と茗荷と花鰹にポン酢。白ワインを一杯だけ。 食後にちょっと横になったら、また二時間以上も昼寝してしまった。 午後もお風呂に入って湯船で 「グーグル秘録」(K.オーレッタ著/土方奈美訳/文藝春秋) を読んだり、翻訳の推敲作業をしたり。 夕方になって、夕食の支度。 御飯を炊いて、昨日作っておいた鰤のあら煮、 七味蒟蒻、高野豆腐、ベビーポテトと新玉葱のお味噌汁。

男の料理は一品料理になりがちのようだ。 大体、男の得意料理とみなされているものは、 どんなに凝っているようでも、実は一品だけのことが多い。 例えば、カレー作りに凝ってスパイスの調合から始めていても、 パスタ名人でアルデンテとオリーヴオイルにこだわっていても、 蕎麦を自分で打っていても、 市場で鮟鱇一尾まるごとを仕入れてくる鍋奉行であっても、 これらは実は全部、「一品料理に過ぎない」、という共通点がある。 実際、作ってみると分かるが、 例えば、夕餉の食卓に同時に三品用意するのだって相当難しい。 それを毎日続けるのは、もっと難しい。 うちの奥方は毎晩、五品くらい出してくれるよ、 という人は奥様に深く感謝した方がいいだろう。

私もこのような弱点を持っているので、何か手本が必要だな、と思っていた。 そんなところに最近、 「運命論者ジャックとその主人」(ディドロ著/王寺賢太・田口卓臣訳/白水社)を読んだときに、 その表紙のイラストがよしながふみ画だったことから、 「きのう何食べた?」(よしながふみ著/講談社)というマンガを読んだ。 主人公の弁護士が料理に異様な情熱を傾けていて、 毎回ほとんど、この主人公が料理をするだけのストーリィだ。 それもいかにも主婦/主夫的な料理をする。 にんべんの「つゆの素」を激安スーパーの底値で買い、 同じようにスーパーを周って最安値で仕入れた食材で、 毎回四品も五品も作る。レシピも詳しい。 これをお手本にするといいんじゃないかな、と思いついた。 唯一ちょっと引っかかるのは、 主人公が「めんつゆ」や「白だし」などを常に使うところ。 だしを自分でひかないような料理は私のプライドが許さない、 と言いたいところだが、 それこそが私の、そして「男の料理」の弱点なのだろう。 実際、限られた時間で手早く沢山の品を作るには、 こういう手の抜き方が必然なのかも知れない。 そのあたりも含めて、しばらく研究してみたい。

2010年5月15日土曜日

苺ジャムを作る

最近は早起きで、土曜日でも 8 時起き。 今日も良い天気だ。洗濯日和。 午前中は洗濯、翻訳の推敲作業。 お風呂に入って、湯船で 「グーグル秘録」(K.オーレッタ著/土方奈美訳/文藝春秋) を読む。 昼食は生姜ごはんの残り、麻婆豆腐、納豆、ベビーポテトと油揚げのお味噌汁。 食後一服してから、散髪に行く。 帰りに通りがかった八百屋で、苺(とちおとめ)が一山二百円で売られていたので購入。

帰宅して、苺ジャム作りの下ごしらえ。 一粒ずつ洗ってへたをとり、ボウルに入れて、砂糖をまぶす。 砂糖の分量は、長く保存したい場合には苺の重さの半分が目安らしいが、 どうせすぐに食べてしまうので、かなり少なめ。保存用の瓶も洗って用意しておく。 このまま夕方まで放置して、その間に昼寝。 夕食は御飯を炊いて、 鰤のあら煮、高野豆腐の卵とじ、焼き茄子に花鰹と生姜醤油、 同僚からお土産にもらった韓国海苔。 海苔をあてに、日本酒を一杯だけ。

夜は苺ジャム作り。 浸透圧で水分が出た苺をそのまま鍋に移し、中火にかけて、 木べらで混ぜながら煮ていく。アクがどんどん出てくるのを、取り続ける。 ほんとうにじゃんじゃん出てくるので、鍋の前で、どんどん取る。 こうして煮ていくと、段々と苺の色が抜けて白っぽくなる。 しかし、さらに煮詰めていくと、途中から急に綺麗なルビー色になる。 一度抜けた苺の色が戻って全部ルビー色になったところで、 熱いまま瓶に保存して完成。 副作用として、家中が苺の匂いになる。 それから、ジャムを作っていると、何かしら哲学的になる。 明日の朝御飯は、この苺ジャムでトーストだ。楽しみだなあ……。 侘しい日々の生活の中の、ささやかな幸せを自己演出。

ちなみに、今日の苺ジャムは「きのう何食べた? (1)」(よしながふみ著/講談社) の第4話のレシピを再現したものです。

2010年5月14日金曜日

週末の夜はコンサートへ

今日も早起き。「バロックの森」を聴いてから起き出す。 珈琲、トーストの朝食。 翻訳仕事をちょっとしてから、お弁当を詰めて出勤。 今日も良い天気。でも相変わらず、風が冷たい。 午前中は、ちょこちょこと awk でスクリプトを書いて過す。 仕事によっては awk で書くと、ものすごく楽。 昼食は持参のお弁当。 生姜だけの炊き込み御飯、茄子と挽肉の炒めもの、半熟卵、高野豆腐。 昼休憩に近所の本屋さんで、 「グーグル秘録」(K.オーレッタ著/土方奈美訳/文藝春秋) を買って帰る。 グーグルって今はこんなに巨大だけど、ちょっと振り返ってみると、 ついこの前、登場した企業であることを思い出して、驚く。 株式公開なんてほんの 6 年前だし、十年くらい前には収入はほぼゼロだったのだ。 午後はペアプログラミング。または、 天才プログラマ K さんに三時間ほど仕事に集中していただく、という重要な仕事。 やはりけっこう成果が上がった。 ペアプログラミングをするとお腹が減るのは、頭を使っている証拠だろうか。 17 時半くらいに退社。

近所のカレーライス屋さんでチキンカレー(10倍)の夕食のあと、 紀尾井ホールでのコンサートへ。 最初のハイドンのヴァイオリン協奏曲第1が一番良かった。 他の演目はモーツァルトの交響曲29番、シューベルトの「グレイト」。 コンサートのあと、骨董通りのバーにでも行こうかと思ったが、 最近早寝早起きの健康的な生活をしている私なので、 まっすぐに家に帰る。 帰宅してこれからお風呂。 湯上がりにヱビスビール、くらいはいいよね。週末だし。

2010年5月13日木曜日

早起き

6 時より前に起床。さすがに 10 時前に寝ると早起きだなあ。 「バロックの森」を聴いてから起き出し、 珈琲、トーストの朝食。 翻訳仕事をちょっとしてから、適当にお弁当を作って出勤。 今日は良い天気で、朝から日差しが眩しい。 しかし、気温はかなり低い。 9 時くらいに出社。 9 時出社でもあまり人がいないところが流石 IT 企業。 その代わり、遅い時間になってもなかなか人が減らないみたいだ。 午前、午後とお仕事。 昼食は持参のお弁当。 炒飯、鶏手羽中の長葱焼き、浅葱入りの卵焼き。 午後も同じように働いて、16 時半くらいにさっさと帰る。

帰宅して、しばらく翻訳仕事をし、 まだ明るい内にお風呂に入る。 湯船で、 "Bursts --- The hidden patern behind everything we do" (A.L. Barabasi/Dutton) を読む。 湯上がりに、冷奴と冷たい日本酒を少し。 一息ついてから、 梅炒飯と、ウー・ウェン先生レシピで茄子と挽肉の炒めもの、 油揚げと茗荷のお味噌汁の夕食。 早起きすると、もう眠い……。

明日の夜はコンサートに行く予定なので、更新がかなり遅くなります。

2010年5月12日水曜日

足がつる

7 時過ぎに起床。 だんだん早起きになってきた。 それは良いのだが、朝起きたとたんに足がつって、 しばらく寝台から出られなかった。 思いがけないところに、年齢が出てくるものだなあ……。 よっこいしょーいち、と。

何だか幸先が良くないなあ、と思いながら珈琲とトーストの朝食。翻訳の仕事を少し。 早起きのおかげで時間が余ったので、お弁当のおかずをもう一品作る。 お弁当を適当に詰めて出勤。 今日も調子はもうひとつなので、午前は軽くお仕事。 昼食は持参のお弁当。鶏手羽中の長葱焼き、油揚げ、 ベビーポテト、浅葱入りの卵焼き、大葉の醤油漬け。 午後もお仕事。 共同開発の環境に久しぶりに戻ったら、すっかり忘れていて、調子が悪い。 一時間ばかり、プログラムにいくら手を入れても一発でコンパイルが通るので、 快調だなあ、と思っていたら、 同じ名前だけど全然違うところにある別のファイルを編集していた。 やっぱり今日は駄目だ。 結局、動くはずのものが全然動かず、もういやになって夕方、あっさり帰る。 エレベータの前で、あ、ファイルのパーミションが原因かな、 と思ったが、もういいや、明日は明日の風が吹く、ケセラセラ。

帰宅して、夕食の支度。 御飯を炊いて、だしを引き、 昨日の鶏手羽中の長葱焼きの残り、 ベビーポテトに手製の梅ドレッシング、 納豆、油揚げと若芽のお味噌汁。 今日の分の翻訳仕事は朝やってしまったが、 索引作りをちょっとだけ先に進めておく。 さて、お風呂に入って湯船で、最近届いた "Bursts --- The hidden patern behind everything we do" (A.L. Barabasi/Dutton) でも読もう。

2010年5月11日火曜日

ペアプログラミング

8 時起床。珈琲、トーストの朝食。 曇り空。今日は雨になりそうだ。 適当にお弁当を詰めて出勤。 午前、午後とお仕事。昼食は持参のお弁当。 塩豚とポテトのオーヴン焼き、油揚げと長葱を炒めたものなど。 午後はミーティングから。 そのあと余った時間で、天才プログラマKさんとペアプログラミングを試みる。

ペアプログラミングとは、二人が一組になって、 片方が「ドライバー」として開発環境を操作し、 横に座った「ナビゲイター」と共同でプログラミングをする、 というものである。 意外ではあるが、 二人が別々に仕事をするよりも生産性が上がる、と言われている。 今日の試みの感じでは、一番大きな効果は(予想通り)、 まとまった時間、気を散らさずに仕事をする、ということのようだ。 大体、この業界の仕事は、 Joel on Software の「射撃しつつ前進」 で見事に描かれているように、 「emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする」 「いいかげんに仕事をしようと決心する」 「emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする」 「いいかげんに仕事をしようと決心する」 「emailをチェックしたり、Webを見たり、そのほかのことをする」…… の無限ループに陥りがちで、しかも、 「なんとか、くそエディタを立ち上げる」段階にブランチできたとしても、 再び上のループの中にリターンしがちだ。 以前にも書いたが、 私の職業人生にはこのループの中だけで終わった一日が数え切れないほどある (幸運にも、学生の頃にはまだ本格的なネット時代が訪れていなかった)。 ペアプログラミングにおいては相棒がいるため、この問題が発生し難い。 お互いに茶々を入れたり議論をするなど、 口を動かしながら作業することが集中力を高める、という効果も大きい。 とは言え、上のエッセイでも指摘されていることだが、 一番大事なのは「とにかく始める」ことなので、 ペアプログラミングをしましょう、と仕事を始めた段階で、 大方の問題は取り除かれているのかも知れない。

帰宅して、夕食の支度。 鶏手羽中の長葱焼き、納豆と浅葱の炒飯、葱スープ。 シャルドネを一杯だけ。 夜は翻訳の推敲作業。

2010年5月10日月曜日

久々に出勤

9 時近くになって起床。 珈琲、トーストの朝食をとって、久々の出勤。 午前中は引越し先のフロアで開梱作業と、機材のセットアップ。 昼食は持参のお弁当。 昨日の塩豚とポテトのオーヴン焼きと、ちりめん山椒、大葉の醤油漬。 午後になっても、あまり調子のでないままお仕事。 夜にミーティングが設定されていたので、 夕方、近所のタイカレー屋さんでチキンカレーの夕食。 夜のミーティングを終えて、今、帰宅。 復帰日に肉体労働と遅い時間のミーティングが重なって、 ちょっとお疲れ……。 さて、お風呂に入って、ゆっくりしよう。

2010年5月9日日曜日

塩豚のオーヴン焼き

8 時起床。珈琲豆とパンが切れていて紅茶だけの朝食。 午前中は翻訳仕事。 昼食は煎茶で、昨日の貧乏散らしの残り。 食後はお風呂に入って湯船で 「運命論者ジャックとその主人」(ディドロ著/王寺賢太・田口卓臣訳/白水社」 を読み、そのあとしばらく昼寝。 ちなみにこの本のカバーのイラストは、「西洋骨董洋菓子店」のよしながふみさん画。 最近はどんな漫画を描いているのかと思って調べたら、 「大奥」(英語版)でジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞を受賞していて驚いた。 日本のやおい文化の底力を見た、という感じ。

午後も同じ調子で過して、夕方、珈琲豆と食材を買いに出る。 夕食は御飯を炊いて、メインは塩豚のオーヴン焼き。 塩豚ブロックの表面に焦げ目をつけてから、 ベビーポテト、ローズマリーと一緒に鍋に入れてオーヴンで焼く。 味付けは塩胡椒とオリーヴオイルだけだが、劇的に美味しい。 豚バラ肉は偉大。 ワインが欲しいところだが、今日は休肝日なので我慢。 食後に珈琲とチョコレート。

今日で連休も終わり。 明日はまず、 引越し先のフロアで開梱作業とセットアップからだ……。

2010年5月8日土曜日

貧乏散らしとシャルドネ

9 時半起床。 昨夜、「運命論者ジャックとその主人」(ディドロ著/王寺賢太・田口卓臣訳/白水社) を読み始めてしまって、ちょっと寝坊。 珈琲、トーストの朝食。 午前中は翻訳の推敲。 昼食には土鍋で春野菜を炒め、雑炊を作った。 食後に翻訳の索引作りを少し。 そのあとは昼風呂に入って、湯船で「運命論者ジャック」の続きを読む。 午後は寝転がって時にうとうとしながら、「運命論者ジャック」の読書を続ける。 おしゃべり上手な人の昼メロドラマ的噂話をずっと聞いているような感じで、面白い。 夕食は、御飯を炊いて寿司飯を作り、 高野豆腐とちりめん山椒と薬味あれこれの散らし鮨。シャルドネを一杯だけ。 食後に珈琲とカバヤのフィンガーチョコレート。

2010年5月7日金曜日

久しぶりの雨

8 時起床。相変わらず良く眠れる。 珈琲とトーストの朝食。今日は曇り空。 夕方には雨になるかも知れないとの予報。 午前中は翻訳の推敲と索引作り。 昼食は仕込んでおいた塩豚を使ってカルボナーラ。 食後にまた二時間ほど昼寝。 次の月曜日からまともな社会人に戻れるのだろうか。 午後はベイズ統計の応用の勉強をしたり、仕事をあれこれ。 少し翻訳仕事もして、夕食の支度。 御飯を炊いて、だしをひき、 薬味あれこれの味噌汁、鶏手羽元と豆腐と茹で卵の煮込みの残り、納豆。 お風呂に入って、湯船で 「入門 経済学の歴史」(根井雅弘著/ちくま新書) を読む。 夜になって外は雨。

いよいよ連休もあと土曜日曜の二日を残すのみ。 何をしようかなあ。

2010年5月6日木曜日

猫に惜敗

9 時過ぎに起床。寝坊。 珈琲とトーストの朝食。今日もまた良い天気になりそうだ。 ポトスのぽと吉も急成長している。野菜も安くなろうというものだ。 個人的には、家の中の PC がどれも既にかなりの発熱ぶりなのが心配。 常に一杯一杯に計算させているのでやむを得ないのだが、 冷房を入れるべきかなあ。本当の夏になる前に何か対策を考えないと。

今日も明日も有給休暇をとったので、まだ連休が続いている。 午前中は翻訳の推敲作業。 昼食は冷や御飯、ソーセージエッグと焼きピーマン、納豆など。 午後は読書と推敲作業など。 「数字で世界を操る巨人たち」(S.ベイカー著/伊藤文英訳/武田ランダムハウスジャパン)、読了。 次は「数学は最善世界の夢を見るか?」(I.エクランド著/南條郁子訳/みすず書房)と、 「入門 経済学の歴史」(根井雅弘著/ちくま新書)。 夕方お風呂に入って、しばらく読書してから、夕食の支度。 王将餃子を焼き、鶏手羽元と茹で卵と豆腐の煮込み。 ロゼのシャンパンを一杯だけ。

家で一日観察していると、流石に猫は良く寝る。 誰よりも良く寝る私でも流石に敵わないなあ……。ま、惜敗くらいだけど。

2010年5月5日水曜日

Numerati

9 時起床。珈琲だけの朝食。 今日も良い天気。天気予報によれば、今年初の真夏日になるらしい。 午前中は翻訳の推敲と索引作り。 こういう、ちまちました仕事は好きだ。 昼食は洋食シリーズの最後を飾る、スパゲティ・ナポリタン。 午後は少し昼寝をして、 翻訳仕事も少し進めてから、神保町へ散歩に行く。 外は晴天、気温も高く、Tシャツで十分。 本屋をあちこち周って夕方に帰ってくる。 お風呂に入って、湯船で読書。 「数字で世界を操る巨人たち」(S.ベイカー著/伊藤文英訳/武田ランダムハウスジャパン)。 企業内の数学者としては、 ここで書かれているような分野がこれからの主戦場だろうと思うが、 ちょっとディストピア的と言うか、悪魔の陰謀的技術のように書かれ過ぎかな……。 次回の「007」か「オースチン・パワーズ」では、 広告会社に在籍する統計学者が悪役かも知れない。 ちなみに本の内容は深くないが、イメージ豊かで楽しく読め、概観には丁度良いか。 湯上がりに、冷えたヱビスビールを一杯と鶏手羽元の酢醤油煮。 極楽極楽。 「セキュリティの神話」(J.Viega 著/葛野弘樹監訳/夏目大訳/オライリー・ジャパン) を読了。けっこう勉強になった。 夕食は御飯を炊いて、納豆、豆腐と茹で卵と鶏手羽元の煮込みなど。 夜はもう少し、翻訳原稿の推敲。

2010年5月4日火曜日

4分間の神話

9 時起床。急に夏のように気温が高くなったせいで、 良く寝たような寝なかったような。 紅茶とトーストの朝食のあと、 午前中は翻訳の推敲と索引作りの作業。 翻訳の索引作りって、かなり面倒。 昼食は伊丹流の親子丼、浅葱のチキンスープ。 並行して油揚げを煮ておいて、酢飯も作り、 食後に稲荷鮨を作る。 お風呂に入ってから、少し昼寝のつもりが三時間も寝てしまった。 相変わらずいくらでも眠れる。 夕方まで翻訳仕事。 夕食は稲荷鮨、鶏手羽元肉の酢醤油煮、三葉と茗荷の御澄まし。

Windows XP マシンを何の防御策もなくインタネットにつなぐと、 平均四分間でマルウェアに感染する、 という話がある。 私自身もつい最近、この話を 某I○Jの専門家が講演の中で引用するのを聴いたことがあって、 そんな恐しいことになっているのかなあ、と思った記憶がある。 しかし、 「セキュリティの神話」(J.Viega 著/葛野弘樹監訳/夏目大訳/オライリー・ジャパン) によればやはり全く事実ではないようだ。 この情報は SANS という企業が 2008 年に宣伝したものだが、 データや計算式は公表されておらず、根拠は不明である。 この「サバイバル・タイム」は、 今でも SANS の 専用サイト で更新され続けているが、「神話」の著者は このデータは 2004 年の SP2 以前のマシンで集めているのでは、 と推測している。 しかしポイントは、 普通の素人にとってはむしろ、 「何の防御策もなく」マシンをインタネットに繋ぐ方が難しい、 ということだろう。 今はファイヤウォールや家の中のルータの機能で、 自動的に外部の攻撃から守られているのが普通なので。

2010年5月3日月曜日

索引作り

9 時起床。 昨夜、ラジオをつけて読書をしていたら、 坂本龍一さんの番組で昭和「裏」歌謡の特集をしていて、 つい最後まで聴いてしまい寝坊。 初代一条さゆりがステージ上で「いのち花」 をアカペラで歌っている録音が凄かった。 例の裁判などについて語ったあとは、 客席が水を打ったような静けさで、スタジオ録音みたい。 圧倒されたんだろうなあ。

今日も良い天気だ。 珈琲、トースト、ソーセージと目玉焼きの朝食。 午前中は翻訳の推敲と索引作り。 索引の編集がしっかりしていて充実している本は良書のことが多い。 今では索引作りはかなり自動化されているが、 それでも依然として細かい調整は面倒だ。 この法則はまだ有効だろう。 昼食はオムライスと、ロゼのシャンパンを一杯だけ。 食後にちょっと昼寝。 のつもりが、また二時間以上寝てしまった。 午後はまた翻訳の推敲と索引作り。 夕方一段落つけて、お風呂で読書。 「セキュリティの神話」(J.Viega 著/葛野弘樹監訳/夏目大訳/オライリー・ジャパン)。 分かりやすくて面白いし、なかなか勉強になる。 夕食は昼間のチキンライスの残りと、昨日仕込んだハンバーグ。 どうやら、ハンバーグ用のソースの決め手は「味醂」なんじゃないだろうか。

2010年5月2日日曜日

休日のハンバーグ

9 時起床。相変わらず良く眠れる。 急に暖かくなったせいか、まだまだ寝足りない感じ。 紅茶だけの朝食のあと、 午前中は洗濯、掃除機がけ、ubuntu の 10.04 へのグレードアップ、 お風呂で読書。 昼食は、相変わらず冷蔵庫がほぼ空なので、アーリオオーリオ。 昨日注文したワインの到着を待ってから昼寝。 二時間ほどで起きたが、あと三時間くらい楽々眠れそうだった。 夕方、食材の買い出しへ。 連休中の分を賄うくらいのつもりで、あれこれ買って戻ってくる。 今日の夕食のメインはハンバーグにしよう。 玉葱と浅葱のチキンスープ、 ハンバーグステーキ、玉葱とマッシュルームのつけあわせ。 ハンバーグを焼いたあとの脂に白ワインと玉葱と大蒜のすりおろしを入れ、 醤油、ケチャップ、ウスターソース、味醂などを煮詰めて適当ソース。 このソースは大変美味しかったが、そこが素人料理の悲しさ、 再現はできない。 赤ワインを一杯だけ。食後に珈琲とチョコレート。

「銃・病原菌・鉄 (上・下)」(J.ダイアモンド著/倉骨彰訳/草思社) 、読了。 流行したものだけに内容を何となく知っていて、 あるいは、当時は新鮮だったものが既に世の中に染み込んでいて、 あまり驚きがないのがベストセラーの欠点か。

2010年5月1日土曜日

プロのだし巻き

8 時起床。 カフェオレ、オレンジジュース、オムレツ、ソーセージ、焼きポテトとトマト、 クロワサン、フルーツ、菓子パンの昼食をとりつつ、 日経新聞を読んだりしてビジネスパースンのふり。 朝風呂に入って、湯船で「銃・病原菌・鉄」(J.ダイアモンド著/倉骨彰訳/草思社) を読む。上巻を読了。 正午頃にチェックアウトして、 ワイン屋さんで連休中のワインを購入し、 京都駅地下で「辻留」のお弁当を買って、新幹線に乗る。 車内でヱビスビールとお弁当の昼食。連休気分を満喫。 美味しいなあ。流石、プロのだし巻き卵はちがう。 車内では「銃・病原菌・鉄」の下巻を読む。 夕方、東京に到着して、帰宅。 またお風呂に入って、湯船で読書。 冷蔵庫が空っぽなので、 夕食は冷凍してあった王将餃子を焼いて済ませる。 連休中にしたいことは色々あるのだが、 取り敢えず今日の夜は、だらだら、ごろごろ。